金直しとは、陶磁器が割れた、欠けたなどを繕う一つの工芸の技法を応用したものです。 茶の湯では、傷のあるものを大切にして、景色としてたのしむといったことが流行したこともあり、一つの地位ができたように思いますが、あくまでも金直しは漆工芸の脇役的な仕事です。 漆という材料が、陶磁器と相性が良く、自然界で一番の接着剤として今日にも応用されています。 時代とともに、化学的な優れた材料も開発される中、「漆」が今日に使われているのは、化学的な材料に負けない特徴、風合いを備えているからです。 時代とともに、そこに米などの成分を混合する糊漆、漆に色をつけるために、顔料を混合したりと時代とともに工夫もなされ、今日に至ります。 よって、時代とともに、材料も工夫されていくことは決して悪いことではありません。古来からのやり方、あらゆる材料で試した上で、新しい材料を使ったほうが良いものと悪いものを判断することはとても大切です。 素材に適した材料で美しく繕うことがこの仕事の目的だと思っております。 漆カブレについて !!new!! カシュー漆(教室で使用) |
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