漆かぶれについて


漆カブレを防ぐには直に触らないのが一番の予防法(手術用のゴム手袋などを用いる)ですが、触ってしまってもすぐに洗浄(シンナーなどで拭き、洗う)すれば、症状を防げます。しかし、付いてある程度の時間が経って仕舞うと、その後に洗浄しても漆の成分が体の中に入り込んでしまっています。
漆は、漆そのものが毒素をもっているのではなく、ウルシオールという漆の中の成分が体内に入り込むと漆カブレを起こしますのでスグに反応するのではなく、一晩〜数日して浸透してしまった箇所に水泡ができて痒くなります。症状がでてしまったら、洗ってももう手遅れで皮膚科の医師の相談に行かれることをお薦めします。症状には個人差があり、皮膚の弱い方などはかなり大きなカブレになるようです。
そのときに触った箇所を中心に痒くなり、かきむしるとあちこちに水疱が広がります。広がる前に医師の相談なり、ご自分にあった軟膏でかゆみをとめることが大切です。


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カシュー系の漆について


教室で使用している漆に替わるものとして、カシュー系のものを使っています。
まず、工芸のご経験のない方でも手軽に使える材料を使いこなし、慣れて戴くことが大切です。
手軽な陶磁器を直すのには、扱いやすくとても便利です。
カシューナッツの油から採れるもので、完全に硬化すれば、食器などに使用しても問題なく使えるうえ、10年〜15年持つといいます。
漆と違い、温度と乾燥度で硬化するため、通常に置いておくだけで良いし、揃える道具が最小限で済みます。
硬化の仕方や、工夫については、教室でより詳しくご案内しております。
生漆での方法との違いや、材料の使い分け方など合わせて解説しています。

参考までに、塗料の耐久度は以下の通り。

   ◇ ラッカー系塗料  1〜 2年
   ◇ 車の塗装など   5〜 7年
   ◇ カシュー漆    10〜15年
   ◇ 生漆        300年
 
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